東京都豊島区 商業ビル 漏水調査と工事③

前回、漏水箇所の特定に至りましたが、漏水箇所を修理するのが困難な場所だった為、再び訪問して、別ルートで引き回す工事を行いました。

別ルートに切り替える際に、一時的に止水する必要があります。
ビル全体の水の使用量が多い時間帯に止水すると、受水槽の水を使い切って断水してしまいます。
飲食店も多数入っている商業ビルなので、断水は避けなければなりませんので、夕方位から別ルートを配管し、深夜に切り替える算段で作業を行いました。

まずは切り替え箇所付近の配管をする為、天井を開口します。

地下1Fのテナント様の室内の為、養生を完璧にして行います。

開口して天井内を確認します。

どういうルートで引き回すか、策を練ります。
なるべく最短距離で配管したいですが、既にある構造物や設備を避けなければなりませんし、露出する場合は邪魔にならない場所を通さなければならないです。

ルートが決まったら、まずは配管する箇所に支持金具を設置します。

階段から建物内に配管する為の穴を開けます。

水道メーターの二次側を掘削し、新しいルートの配管スペースを作ります。

階段の側面にも穴を開けて、スペースが完成です。

接続箇所から順に、別ルートの配管を行います。

色々な設備や壁を避けながら、配管していきます。

ここからが一番大変な作業になります。
水道メーターで止水する為、スピード勝負になります。受水槽の水を使い切る前に終わらせなければならないからです。

止水後、水道メーター二次側を切り離します。

さらに天井内へ入り、別ルートで配管した給水管に切り替えます。

漏水.net

天井内で作業性が悪いですが、とにかくスピードが求められますので、慎重かつ迅速に作業を行います。

水道メーターの二次側も、別ルートへ接続します。

漏水.net

そして止水を解除し、通水を行います。

漏水.net

無事に受水槽へ水が供給されることを確認しました。
何とか断水させずに作業を行う事ができて、ひと安心です。

念の為、漏水箇所を確認。

漏水.net

漏水は止まっています。
この給水管に水は来ていないので当然ですが、確認は重要です。

水道メーターのパイロットも確認。

漏水.net

パイロットが回っていないので、漏水が無い事を確認できました。

今まで使用していた給水管から水が出てこないよう、切り離した箇所を処理しました。

また、新しい給水管に保温材を巻いていきます。

階段付近の新しい給水管にも保温材を巻きます。

水道メーター二次側の掘削箇所を埋め戻して、タイルを復旧します。

天井の開口部は、点検口の枠を取り付けて、点検口へ改修します。

断水して、テナント様に迷惑をかけることなく、無事に漏水を止める事ができました。

しかし、深夜の工事は気を使います。
騒音や振動もそうなのですが、万が一材料が足りなかった場合、入手する手段がありません。
既存の給水管を切り離してから材料が足りなかったなんて、考えるだけで恐ろしいです。

事前の準備と確認はしていますが、何度やっても緊張します。

実はこれで作業終わりではありません。
次回、最後の作業の内容を書かせていただきます。

飲食店に限らず、関東地方のマンション、戸建て、事務所、店舗、工場など、漏水の疑いがありましたら「漏水.net ( rousui.net )」へお気軽にご相談ください。