東京都豊島区にある商業ビルＤのオーナー様より、漏水により壁紙がめくれて、天井のボードも剥がれて落ちてきており、原因を調査して欲しいというお問い合わせをいただきました。
かなり以前から起きているとの事で、一旦状況の確認の為、お伺いしました。
壁際の壁紙がめくれて垂れ下がっています。
天井のボードが剥がれて落下しています。
天井の状況です。
この場所は廊下のようになっており、普段は人が立ち入らない為、ずっとこのままになっていたようです。
この日見た限り、壁や天井から水が滴り落ちていませんでしたので、常時漏れてくる給水管や給湯管では無さそうですが、詳しく調査してみないと分からないですね。
この上階は飲食店になっており、図面によると厨房になっているとの事です。
厨房の防水切れの可能性もありますが、常に濡れていない事を考えると、雨漏りの可能性も否定できません。
天井のボードを壊して、天井内を確認したり、上階の厨房の調査も必要です。
本日の事前調査はここまでにして、今後どのように調査を進めるかオーナー様とお打合せを行い、まずは漏水調査を行い、原因が見つかればその対処を行い、数日後に漏水が止まったかどうかの確認するという内容で進める事になりました。
ただ、これも机上で考えているだけで、その通りにいくかどうか分かりません。
また、２日間で漏水箇所が特定できるかどうかは分からない事をお伝えしました。
オーナー様も漏水に対しての理解が深く、この手の漏水調査が難しい事をご納得いただきました。
こういうオーナー様ばかりですと、仕事が進めやすいんですけれどね…
（ちょっと愚痴）
この先の調査は、次回のブログにて紹介します。
以前のこのブログにも書いた、漏水調査液も登場します。
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