東京都板橋区 飲食店S様 トイレ手洗い下 漏水調査②

前回は東京都板橋区の飲食店S様の、女子トイレ手洗い下の漏水調査で、蛇口の止水不良を発見し、改善したところまで書きました。

今回は、その後の状況を書きます。

蛇口を交換した数週間後、また漏水が起きているとの連絡を受けて、再訪問しました。

確かに手洗いの前が濡れています。


ただ、前回より漏水量は少なく、うっすら濡れている感じです。

手洗い下の漏水をペットシートで拭いて、乾いた状態にします。

この状況で通排水テストを行い、給水管・Sトラップを確認。


給水管からも、Sトラップからも、漏水は確認できませんでした。

おかしいなぁと思いつつ、通排水テストの際、手洗いの蛇口の水圧が強かった事を思い出しました。


蛇口の水を出して手をかざしてみると、水圧が強くスパウトが短い為、手洗い器の外へ水が勢いよく跳ね出します。

手洗いの台と、壁の間に隙間がありました。

手洗い下を確認してみると、


壁に沿って、上から漏水した跡がありました。
毎回では無いものの、手洗い器から水が跳ね出した時に限って、隙間から手洗い下に漏水するようです。

壁との隙間をコーキングにて埋めました。


これでしばらく様子見ていただく事になりました。
(2ヶ月以上経ちますが、その後漏水があるという報告は受けておりません。)

水が跳ね出す事が毎回では無いのと、壁の隙間からの漏水量が少ないので、1回目に気づくのは難しかったです。
今となっては、1回目の漏水調査時、この隙間から漏水していたかも定かではありません。

このように、漏水調査はひとつひとつ可能性を消していく作業でもあります。

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